最近では有名人の中にも1日1食だけという方も出てきていますね。健康のためということですが、たしかに明治時代までは1日2食で、昭和に入ってから今のように3食になったと聞いたことがあります。
1日1食が本当に健康に良いのかは結論がでていないので、ここでの見解は控えておきますが、ダイエットには1日何食が良いのかを今回のテーマにしていきます!!
体重は食事による摂取カロリーと、運動や代謝による消費カロリーによって変化するのが基本です。
つまり食べなければ簡単に体重が落ちるのですが、健康的ではありませんね。リバウンドもするし、カッコイイ身体にはなりません。
最近では有名な某GYMが1日3食きっちり食べたほうが痩せると謳っていますね。
理由は2つ
①タンパク質をたくさん食べて筋肉をつけ、身体の代謝をあげるため。
タンパク質を消化するときにも他の栄養素よりエネルギーを使います。
②お腹が空いて身体が飢餓状態になると、食べたものを一気に吸収しやすくなるため。また、血糖値を一定に保つことで食べたものが脂肪になるのを防ぐ。
確かに理由はわかります。
しかし、筋肉の代謝機能は思っているほど高くはありません。またタンパク質を摂取しすぎると胃腸に負担をかけます。胃腸の機能が低下すれば身体全体の代謝機能が大きく低下するんですよ。
筋肉よりも消化器官のほうが代謝機能は高いんです!!
飢餓状態になると脂肪を溜め込みやすくなるというのも、1日1食や2食食べていれば飢餓状態とは言いません。雪山で1週間遭難したら話は違いますが。
血糖値については1食の量を少量にして1日に7食ほど食べる方法もあります。確かにこれであれば血糖値を一定に保つことができます。しかし、日ごろ働いている方が1日に7食も食べれるでしょうか?
難しいですよね。
つまり、無理に1日3食食べる必要はないのです。食べたくないときは食べなくてOKです。
重要なのは、なにを食べるかです。
1日のなかで規則正しく食事をすることがダイエットの第一歩なので、そこから食事内容を改善していきましょう。
無理に食べることで無駄なカロリーまで摂取してしまうことになります。タンパク質を摂ろうとしてお肉ばかり食べても脂質も一緒についてきますからね。
もちろんダイエット以外の目的であれば、タンパク質をたくさん摂取しなければいけないケースもあります。
自分のなりたい身体に合った食事をすることが大切ですね。
ダイエットは、食事7割トレーニング3割